【4冊目】『人間は「心が折れる」からこそ価値がある』_苫米地英人著
こんにちは。
第4冊目は、人間は「心が折れる」からこそ価値がある
です。
【要約】
・心が折れる、ということはダメな人間の証拠ではなく、人間の素晴らしさの証明である。=コンピュータがまねできないこと。
・折れない心をつくろう、というなどの考えは、近代工業化社会のパラダイムに過ぎない。経営者にとっては好都合なパラダイム。経営者の都合の良いパラダイムに乗せられてはいけない。
・乗せられないためには、お金に絶対的な価値はない、と認識を改める。
・その代り、お金を稼ぐ方法としては付加価値の高い仕事をするしかない。=AI発達しても仕事として残る可能性が高い 。
→そのためには、情動(楽しい、うれしい)の感情が伴う創造的活動をし、その情動を満足させられれば、高付加価値を生み出せるポイントになる。
具体的には、他人が楽しい、思ってくれることを考えればいい。
・注意として、決して金を稼ぐことを第一目的としてしまわないこと。そうしてしまうと、経営者に取り込まれ、最悪、心が折れてしまう。
・心が折れないようにするためは、自分の感情も大切にすることも必要。
【一言感想】
心が折れないようにするためには、まず、人間だから心がおれてもいい、と認識をかえる。さもないと、本当に心が折れてしまう。
なので、認識を変えると同時に、情動(楽しい、うれしい)などといった感情を大切にする。
その感情をつかって、付加価値を高める活動、仕事をこなせばおのずからお金を稼ぐことができる。